最近仕事の方でよくお問い合わせ頂くのが、車の鍵(キー)の電池がない案件です。
車のメーターのところに鍵のマークの警告灯(ランプ)が点いたり、鍵のボタンを押しても反応が鈍かったり、鍵の赤いランプが点かなかったりしたことはありませんか?
急にキーの電池がなくなって車の鍵が開かなかったり動かなくなったら困りますよね。キーの電池がないという案件で電話や来店される方が多いですが、実はキーの電池の交換はめちゃくちゃ簡単です。
店頭だと工賃がかかるので高いですが(うちでは1000円でやっています)家電量販店やコンビニなどでキー電池を買って自分で交換をすると大体半額以下でできます。
キー電池の交換の仕方

トヨタのアクアのキーでキー電池交換の仕方を画像付きで解説していきます。

①側面に”PUSH”と書かれた部分があるのでそこを押しながらキーホルダー部分を引っ張ります。

②小さい鍵がでてきます。
※この小さい鍵でキー電池がなくても運転席等のドアノブの鍵穴に挿して車のドアを開けることができます。

③小さい鍵が収納されていた部分の近くに、鍵と同じ大きさの溝があるのでその部分に鍵を挿して捻るとキーのパーツがが二つに割れます。(画像だと縦の溝)

④割れたパーツの中に基盤が入っており、その裏にボタン電池があるのでそれを交換します。ボタン電池の隙間に小さいマイナスドライバーを差し込んで取り出す方法が一番楽です。
⑤元通りにパーツをはめましょう
ボタン電池のサイズですが、車種によって様々なので一度確認してからキー電池を買いに行くようにしましょう。今回のアクアの場合だと『CR1632』というサイズになります。
キー電池交換の目安は?
実際に電池の残量を測るのもアリですが、簡単に判別する方法があります。
キーのボタンを押して、赤いランプが点くかどうかを見ましょう。
アクアの場合だとボタンの左上に小さい穴があり、そこが赤く光ります。光らない場合は電池が少なくなってきてるか、無い状態になります。
車種によってはキー電池の残量が少ないと警告灯が出る車もあります。
キー電池の品質や使う頻度によって電池の持ちは変わってきますが、トヨタ純正部品として使っている電池で大体2年くらい持つと言われています。安い電池だと1年も持たないこともあります。
電池がないけど車を動かすことはできるのか?
電池がなくても動かすことはできますが、なるべく早く電池の交換をしましょう。

こちらの小さい鍵で運転席の鍵を開けることが可能です。
トヨタ車でボタンを押してエンジンをかけるタイプの場合、エンジンのかけ方はブレーキを踏みながらキーに描かれているトヨタマークをエンジンをかけるボタンにくっつけて押すとエンジンがかかるようになっています。
いきなりキーの電池が切れてしまうととても焦りますが、以上のことを知っていれば緊急時でも対処することができるので覚えておきましょう。